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  • 執筆者の写真Kukka Puu

リネンのおはなし③

更新日:2021年3月27日


◼️リネンの良いところ

リネンはとても丈夫で、繊維がペクチンで保護されているため、水を弾きます。

水が繊維の奥に入り込まないため、乾くのが早く、汚れも落ちやすいです。

購入したてのリネンは、汚れをつきにくくするため糊がきいていているものが多いので、使う前に水通しをします。

洗いたてのリネンはパリッとかたく感じるものも多いですが、お洗濯を何度も何度も繰り返していくうちに、柔らかくなんとも言えない肌触りへと変化していきます。

アイロンをかけてピシッとするも良し、控えめな脱水をして干す時にパンパンッとシワを伸ばしてノーアイロンも良し、シャツなどはあえて雑巾のようにネジネジに絞ってシワをつけて着るも良し・・・・。

リネン生地は、表情豊かで、色々と楽しめます。

繊維が丈夫なので五年、十年と使えます。

「もういいかな」って思った後は、適当な大きさに切って、窓拭きや雑巾として最後まで楽しみます。 

お掃除して手洗いして干しておけば、乾きが早いためとても使い勝手がいいのです。

◼️リネンの洗濯

普通に洗濯機でお洗濯できます。

高価なリネンに関しては、蛍光剤や漂白剤の入っていない「中性洗剤」で洗うことをおすすめします。

生成りなどは青みを帯びた白色になってしまうからです。

私は、お店で使用しているリネンタオル類は当然別洗いしますが、自宅でもバスタオル・フェイスタオル・キッチンタオル・ベッドシーツやカバー・リネンシャツ・エプロンなどなど・・・枚数が多いため、ひとまとめにして洗濯機で中性洗剤で洗います。

しかし、今はドラム式洗濯機をお使いのお家も増えているので、ご存知だと思いますが、生地の薄いタオル1〜2枚では脱水の時にエラーとなってしまうこともありますよね。(洗濯物が少なすぎると起こる)

そのような時は、上の写真のように、手洗いでジャブジャブと・・・

汚れのひどいものは60℃くらいのお湯に1時間ほど浸けておいて洗うと落ちやすいです。

◼️シミぬき

ワイン・醤油・ソース・紅茶・コーヒー・オイル類などはすぐにぬるま湯で固形石鹸で洗うと効果的です。

しかし・・・トマトソースやブルーベリーソースは厄介で・・・

では、教えちゃいましょう♪

アルカリ洗剤はリネン生地を傷めやすいため使いませんが、弱アルカリなら高級リネン(ダマスク織りの高価なランクのリネン)じゃない限りは使っても大丈夫です。

そこで・・・

ご家庭にある「重曹」を使いましょう♪

重曹(弱アルカリ) 大さじ1 

酸素系漂白剤 大さじ1

(つまり同量を混ぜればいいのです)

これらを混ぜてトマトソースやブルーベリーソースなどが付いた部分にぬり、ぬるま湯を洗面器に注ぎ、その中でシャバシャバ揺らしてから直ぐに洗濯機に入れて洗濯すると、落ちています。

お試しくださいね。

では、また次回の「リネンのおはなし」シリーズをお楽しみに・・・♪

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